静岡県の鈴木知事は2月5日に中野国交大臣と面会し、リニアの工事で大井川の水に影響が出た場合の補償も含め、将来にわたり国が関与するよう求めました。
5日午前、国交相を訪れた鈴木知事。
2024年11月に就任した中野洋昌 国交大臣と初めて面会しました。
静岡県・鈴木康友 知事:
とにかくスピード感をもって対話を終了させるようJRと取り組んでいる
鈴木知事がリニアの工事をめぐる県とJRとの議論の進捗について説明すると、中野大臣も協力を約束しました。
中野洋昌 国交相:
国としても大井川の水資源の問題や南アルプスの環境の問題に配慮して取り組んでいきたい
面会は冒頭以外は非公開で行われ、鈴木知事は大井川の水に影響が出た場合の補償なども含め将来にわたる国の関与を求めたといいます。
静岡県・鈴木康友 知事:
将来的に長い事業になるので国としてしっかりと関わりをお願いしたいと申し上げた。国もモニタリング会議を設置しているので、今後、支援していくということは大臣から話があった
1月29日には大井川流域市町のトップも国交大臣に同様の要望をしています。