2月3日は「立春」です。静岡県掛川市の酒蔵では立春朝搾りの出荷作業が行われました。また、下田市では子供たちが元気いっぱいに豆まきをして鬼を退治しました。
まだ夜が明ける前の午前2時。
掛川市の土井酒造場で行われていたのは春の訪れを祝う縁起の良い日本酒、立春朝搾りの瓶詰め作業です。
日付が変わった直後から作業が始まり、社員たちが酒を注いだ瓶に特製のラベルが貼られたことを確認すると次々と箱に詰めていきました。
土井酒造場・土井弥市 社長:
例年以上に引き締まった米で香り高いお酒が出来上がって大変嬉しく思っている
立春朝搾りは県内の酒屋やスーパー47店舗で販売されます。
下田市のこども園にはたいこの音と共に鬼がやってきました。
中には鬼の姿に驚いて泣き出してしまう子もいましたが、「鬼は外、福は内」と元気いっぱいに新聞紙で作った豆を投げて鬼を追い払いました。
園児:
(Q.鬼は怖くなかった?)うん、泣かなかった
園児:
(Q.お腹の中にはどんな鬼がいた?)ねぼすけ鬼。寒くて起きられない
園児:
おこりんぼ鬼
(Q.追い出せたかな?)うん
自分の心の中にいる鬼も退治できた子供たち。
鬼が去った後には福の神「福ちゃん」が現れ、鬼退治を頑張った子供たちにお菓子をプレゼントしました。