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県内でも下水管の緊急点検 埼玉・八潮市の陥没事故を受け すでに30~40年使用している管も

下水道管の破損によって発生したとみられる埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、静岡県沼津土木事務所は管轄する下水道管の緊急点検を開始しました。

2月3日から沼津土木事務所は管轄する下水道管の点検を開始し、マンホールが浮いていないか、下水道管が通る道路に亀裂やたわみなどがないか確認しました。

埼玉県八潮市では1月28日に道路が陥没し、転落したトラックの運転手の救助活動が難航しています。

原因は地中の下水道管の劣化とみられ、国土交通省は全国の自治体に下水道管に腐食などが起きていないか点検を呼びかけました。

沼津土木事務所が管轄する狩野川流域下水道は約42kmに及んでいて、50年と言われる管の耐用年数に対し既に30年から40年ほど経過しています。

沼津土木事務所 下水道課・吉川孝洋 班長:
(県の他に)市町で管理しているマンホールにも市町名が書いてある。マンホールを見かけて異常が見られたら県や市の方に連絡をいただきたい

沼津土木事務所は2月7日までに点検を完了させる予定です。

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