「三保の水族館」として親しまれ、2024年秋に一般公開を終えた「東海大学海洋科学博物館」の存続を求める署名活動が静岡市清水区で行われました。
清水区三保に1970年に開館した東海大学海洋科学博物館は、カクレクマノミの繁殖に世界で初めて成功したほか「三保の水族館」として親しまれてきました。
しかし施設の老朽化などにより2024年の秋に一般公開を終えていて、1日は存続を願う市民団体が施設の保存と学びの場の継続を訴えて署名活動を行いました。
東海大学海洋科学博物館を残す会 影沢孝行会長「日本の海洋教育の礎をつくった水族館だと個人的に思うし、みなさんからこれだけ愛されている。まずは存続の方向で考えていただけるとありがたいと思っている」
市民団体はこれまでにインターネットなどでおよそ1万5000人分の署名を集めていて、3月末頃東海大学に提出したいと話しています。