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“春節休み”静岡県内にも中国人観光客 富士山やちびまる子ちゃんを楽しみに

中国の旧正月を祝う「春節」の大型連休が1月28日から始まりました。静岡県内にもすでに中国から多くの観光客が訪れにぎわっていました。

富士山夢の大橋に並ぶ観光客

28日から2月4日まで中国の旧正月を祝う「春節」の大型連休。

1月20日から上海便が週2便から4便に増便した静岡空港では、すでに27日も飛行機が到着すると続々と観光客などが降りていきました。

上海からの観光客:
買い物や富士山を見にいく予定。とても楽しみでリラックスしている

また26日は、富士市にある富士山夢の大橋に記念撮影を待つ長い列が。

富士市によりますと、富士山が雪をかぶった冬の時期は夏の時期よりも多くの外国人が訪れるといいますが、2024年度上半期の市内の宿泊者数は中華圏が6000人あまりで全体の約4割を占めました。

春節のこの時期には、さらに多くの中華圏からの観光客が訪れるとみられます。

香港からの観光客

春節で来日している中国の方々がどこを訪れるのか、その一つが静岡市清水区にあるちびまる子ちゃんランドです。

清水区を舞台としたアニメ・「ちびまる子ちゃん」の世界観を楽しめるちびまる子ちゃんランド。さっそく中国からの観光客の姿が見られました。

上海からの旅行客:
子供はみんな小さい時にちびまる子ちゃんを見ている。私たちも知っていてとても人気

上海からの旅行客:
(Q.ちびまる子ちゃんは中国語で?)「櫻桃小丸子」

香港からの旅行客:
清水区に来るのは初めて。ちびまる子ちゃんが大好き。たくさんのアイテムを買えて、ミュージアムの中で面白い写真も撮れる

ちびまる子ちゃんは中国でもテレビで放送されているそうで、施設の担当者によりますと春節の期間に数千人の中国人観光客が訪れることもあったということです。

施設では中国語の案内表示や、外国人観光客用に記念のオリジナルバッジを用意するなどして対応しています。

エスパルスドリームプラザ 直営事業部・村上直矢 部長:
清水の街・静岡県を知ってもらう機会になっていて、こちらとしても大変うれしく思う。静岡空港の香港便の就航もあったので、中国のお客さんにたくさん来てもらえれば

中国政府の発表では、1月14日から2月22日までの40日間で述べ90億人が移動するとみられています。

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