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「一回疑われたら終生十字架は背負う」福井・再審の前川彰司さんが講演 袴田巌さんの無罪報告集会で


39年前の殺人事件で服役後、裁判のやり直しが決まった福井県の男性が袴田巌さんの無罪判決の報告集会に招かれ、えん罪の恐怖を語りました。

前川彰司さんは、1986年福井市で起きた殺人事件の犯人として懲役7年の罪で服役しましたが、去年10月裁判所が犯人とは認められないと判断し、裁判のやり直しが決定しました。

前川さんは25日に開かれた袴田巌さんの無罪判決の報告集会にゲストとして招かれ、えん罪の恐怖を語りました。

前川彰司「刑事事件というのは大なり小なり、えん罪の要素を含んでいる。刑務所にもいました『実は俺も本当はこれえん罪なんだよ』と。えん罪って無罪になれば終わるかと思うと必ずしもそうではない。一回疑われたら終生十字架は背負わなければいけない」

前川さんの再審・やり直しの裁判は3月に行われる予定で、無罪の公算が高いとされています。

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