1月24日の静岡県内は各地で3月並みの暖かい1日となりました。2月から河津桜まつりが始まる河津町では今後に期待する声も聞かれました。24日正午過ぎの駿府城公園では、日向を歩いていると上着を着ていなくても少し汗ばむような暖かさが感じられたということです。
高気圧に覆われ上空にも暖かい空気が入り込み全域で晴れとなった県内。
駿府城公園周辺に植えられた早咲きのサクラはすでに花を咲かせていました。
日中も気温は上がり最高気温は天竜で16.4℃、磐田で16.2℃と年明け最も暖かい日となり、静岡で15.3℃を記録するなど各地で平年より3℃から5℃ほど高くなっています。
ランニングやウォーキングをする人たちも、これまでよりも少し軽装にしているようでした。
静岡市民:
いつも長袖のダウンですけど、24日はベストにしました
静岡市民:
暖かいです。すごく走りやすい。ちょっと汗かいちゃうくらいです。
静岡市民:
きょう暖かい。むしろ暑いくらい。いつもより汗をかくスピードが速い
2月1日から河津桜まつりが始まる河津町。
メイン会場となる河津川沿いでは着々と準備が進められていました。
カワヅザクラはわずかに咲いているものもありますがほんどが開花に向けた芽がふくらみ始めた状態です。
県伊豆農業研究センターは2月20日頃に2分咲きで2月下旬から3月下旬にかけて見ごろを迎えると予想していますが、観光協会はこの暖かさに誘われて少し早まることを期待しています。
河津町観光協会・森野ゆかりさん:
(開花状況を聞く)電話も多くなってきて、忙しくなってきました。花芽の発育は2024年より遅くなっていますが、このまま暖かい日が続けば予報より早くなるのでは
2025年はカワヅザクラが発見されてから70年目。
まつりではスマホをかざすと日本語に加え英語や中国語での音声ガイドが流れるサービスも予定していて、訪れた人により楽しんでもらえるよう準備を進めています。