
過去に勤務していた中学校の教え子で、当時は高校生だった女子生徒にSNSで性的な内容を含むメッセージを送信したほか、ビデオ通話などで下着や胸元を見せ合っていたとして静岡県教育委員会は県中部地区の中学校に勤める男性教師について、停職処分としました。
停職4カ月の懲戒処分となったのは県中部地区にある中学校に勤務する男性教師(27)で、2024年5月頃、過去に勤務していた中学校の教え子で当時は高校生だった女子生徒にSNSで性的な内容を含むメッセージを送信したほか、ビデオ通話や写真などで下着や胸元を見せ合いました。
県教委によると、男性教師は女子生徒が在校当時、部活動の副顧問と部員の間柄で、女子生徒が卒業後に男性教師のSNSをフォローしたことからやり取りが始まったということです。
不適切な行為は、別の卒業生が男性教師と女子生徒について「性的な表現のやり取りをしている」と別の教師に相談したことで発覚しました。
県教委の聞き取りに対して、男性教師は「勤務先の在校生とのSNSでのやり取りはまずいと思っていたが、卒業生と会話するくらいなら大丈夫だろうと思っていた。性的なやり取りをしてしまった生徒に対し、将来に悪影響を与えてしまった。多くの人に迷惑をかけ、静岡県の教員の質を下げるようなことをしてしまい本当に申し訳ない」と話しています。