
静岡県長泉町にある“自称”世界一小さな公園。いま、名実ともに世界一に向けギネス世界記録への認定を目指した計画が進行中で注目されています。
竹下昇輝 記者:
ありました!こちらですね。四角いスペースの中に緑の植栽とベンチが1つだけあります。とても小さいです、そしてその奥には「世界一小さな公園」と書かれています
長泉町の道路沿いにぽつんとあるレンガに囲まれたわずかなスペース。
実はとっても小さな公園なんです。
その幅は約50cm!ベンチに座ると足が公園から出てしまっています。

竹下昇輝 記者:
このように大人1人がギリギリ座れるくらいの大きさになっています。ただ座面は木でできてるので座り心地はとてもいいです
住民:
時々写真を撮る人はいる、そこに車を停めて。小さい子は(ベンチに)座ったりしている
住民:
(みんな)知っているから「世界一小さい公園を曲がって上がって」とか道の説明に使える
1988年に道路建設の余剰地を使ってつくられ、地元では“世界一小さい公園”として長年親しまれています。

ただ、あくまでも“自称”世界一。
現在、世界一小さな公園としてギネス記録に認定されているのはアメリカ・オレゴン州のミル・エンズ公園で面積は0.29平方メートル。
一方、“自称”世界一は0.25平方メートル。
町は2024年ついにギネス世界記録に挑戦することを決め、12月には測量士による計測を行い正式な面積を算出しました。

その結果は…“自称”よりも0.01平方メートル小さい0.24平方メートル!
住民:
すごい(世界一)になってほしい
住民:
うれしい。ギネスに載るのはなかなかできないから
長泉町企画財政課・加藤伸幸さん:
町民にとっても世界一小さな公園がシビックプライドというか自慢できるものが増えたと感じてもらえたらうれしい
申請が通れば2月にもギネス世界記録に正式に認定される予定で、正真正銘の世界一小さな公園が誕生します。