静岡県は先週1週間のインフルエンザの患者数を公表し、過去23年間の流行ピーク時の平均値を大きく上回っているとして感染対策の徹底を呼び掛けています。
県によりますと1月6日から12日までの1週間のインフルエンザの患者数は1医療機関あたり47.73人で、前の週より約11人増加しました。
過去23年間の流行ピーク時の平均値38.75を大きく上回り、1月の第2週としてはコロナ禍前にインフルエンザが大流行した2019年に次ぐ多さで、県は流行が持続するおそれもあるとして警戒を呼び掛けています。
ただ、患者数は2週間前よりも大幅に減少していることなどから、県は流行のピークの終わり頃とみられるとの見方を示しています。
一方、新型コロナの患者数は徐々に増加していて、県は感染対策を徹底するよう呼びかけています。