暖かい日が続いていた静岡県内ですが真冬の寒さが戻り、1月16日朝の県内は多くの地点で最も寒い時期を下回りました。
こうした中、2月の節分に向けた準備が各地で進められています。
真っ白に雪化粧したゴルフ場。伊豆市の山間部では16日午前7時半頃から雪が降りはじめ、2時間ほどで1cmを超える積雪となりました。
気象台によりますと寒さは週末まで続きますが、来週以降は冬型の気圧配置が緩み平年よりも気温の高い日が続く見通しです。
三嶋大社では2月2日の節分を前に、厄除け豆の袋詰め作業が行われました。
その数は4万袋、重さにして450kgです。
豆には厄を払って福を授かるという願いが込められていて、婦人会のメンバーが一袋に20粒ほどの豆を丁寧に詰めていきました。
三嶋大社敬神婦人会・多田与枝子 会長:
「皆さんが健康で良い1年が送れますように」という気持ちで豆を入れている
この厄除け豆は2月2日の節分祭でまかれるということです。
また静岡市の静岡浅間神社では、梅と柳の木の枝を麻のひもで結んで作る「おにやらぼう」の製作が行われました。
「おにやらぼう」は春一番に芽吹く梅と柳の強い生命力から縁起物とされ、玄関などの戸を叩くことで邪気を払うと言われています。
おにやらぼうは18日から2月2日の節分まで一本1000円で販売されます。