
第三者に使用させる目的で、金融機関に対して自分名義の普通預金口座の開設とキャッシュカードの発行を申し込み、実際に口座を開設させた上、キャッシュカードを受け取ったとして詐欺容疑で浜松市中央区有玉南に住む静岡県警の浜松中央署交通課に勤務する巡査長の男(27)が逮捕されました。
また、県警は共犯者として磐田市上新屋に住むアルバイト運転手の男(27)も詐欺容疑で逮捕しています。
警察はいずれの認否も明らかにしておらず、2人の関係性については今後調べる方針です。
県警によると口座には開設した直後に複数人から少なくとも計数百万円の入金があり、入金されたのはSNS型投資詐欺の被害金であることとが確認されていて、事件は2024年9月下旬、別の捜査の過程で認知したということです。
現職警察官の逮捕を受け、県警の日吉知洋 警務部長は「警察職員がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、被害者と県民の皆様には深くお詫び申し上げます。事実関係を調査の上、厳正に対処してまいります」とのコメントを発表しました。