2023年4月から努力義務化されている自転車に乗る際のヘルメット着用。袋井警察署は着用率の向上を目指し啓発動画を作成していて、11月28日にオーディションで決まった声優の委嘱式が行われました。
11月16日に袋井警察署で行われたのは、自転車に乗る際にヘルメットの着用を呼びかけるアニメーションの声優を決めるオーディションです。
袋井警察署は若い世代に興味を持ってもらいヘルメットの着用率向上につなげようと、地元の観光協会や企業と協力して30秒のアニメーションの制作を進めています。
オーディションから10日余り。
5人の声優とともに配役が決まり、28日に袋井警察署の杉山大輔 署長から委嘱状が手渡されました。
声優に決まったのは地元の高校生や専門学校生、それに警察署員の5人で、自転車で旅行に行く女子高校生のキャラクターになりきって12月にアテレコに臨みます。
袋井高校3年・川崎桜香さん:
私が選ばれるなんて夢にも思っていなかったので一生懸命頑張りたい
ヒューマンアカデミー2年・茜星りおんさん:
たくさんの人がヘルメットを被ってくれるような動画を作っていきたい
袋井警察署・稲葉龍 交通課長:
ヘルメットを被るように推進しているが、かぶらない人が多いのが現状。若者の力を使って1件でも事故がなくなるような動画にしたい
アニメーションは2025年2月に完成する予定で、声優たちは今後、街頭広報などにも出向き自転車ヘルメット着用の啓発に取り組みます。