富士山の保全対策などについて話し合う静岡県と山梨県の会議が11月28日に開かれ、静岡県が2025年度から徴収を予定している入山料などについて意見を交わしました。
11月28日の会議には静岡と山梨両県の職員や地元の住民 約60人が参加し、県は2025年度から徴収を予定している入山料や夜間の登山規制などについて検討の進捗状況を報告しました。
これに対し、参加者からは「マナー違反の人には入山料を追加で求める仕組みが必要」といった意見が出されました。
県富士山世界遺産課・大石正幸 課長:
今回もいろいろな課題・検討をもらったので、引き続き受け止めて検討していきたい
県は引き続き関係者と議論を重ねた上で、2025年の県議会2月定例会に入山料に関連する条例案を提出したい考えです。