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現場から逃走した外国籍の男を殺人未遂容疑で逮捕…掛川市の住宅で高齢夫婦が刃物で切られケガ 首都圏を中心に相次ぐ”闇バイト”強盗とは無関係の可能性大 犯行は認めるも殺意は否定

掛川警察署

11月18日夕方、静岡県掛川市の住宅に何者かが侵入し、住人の高齢夫婦が刃物で襲われケガをした事件で、警察は現場から逃走していたインドネシア国籍の男を逮捕しました。

殺人未遂容疑で逮捕されたのは掛川市千浜在住でインドネシア国籍の工員の男(24)で、11月18日午後5時15分頃、掛川市国安にある住宅で、この家に住む高齢女性(78)の顔や腕を刃物で切り付けるなどして、殺害しようとした疑いです。

この事件をめぐっては、女性の夫(81)も刃物で切られるなどしていて、夫は顔面に切り傷を負い、女性も腕を切られたほか顔面を打撲し、2人とも全治1カ月の重傷です。

警察によると、室内が荒らされた様子や窓ガラスが割られた様子はなく、男は犯行後、北に向かって逃げていました。

また、捜査関係者の話では、男はインターフォンを押して家を訪ねたとみられていて、現場には犯行に使用された可能性の高い刃物やサンダル、マスクが残されていたことがわかっています。

一方、首都圏を中心に、いわゆる“闇バイト”が実行役となる強盗事件が社会問題化していますが、警察は男1人による単独の犯行と見ていて、時間帯も深夜ではないことから、現在のところ関連は薄いと判断しています。

調べに対して男は犯行は認めているものの殺意は否定しているということです。

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