2023年度に静岡県内の公立学校で確認されたいじめや不登校が過去最多となったことがわかりました。
2023年度、県内の公立学校で確認されたいじめ件数は小学校で1万9892件、中学校で5507件と、それぞれ調査開始以来で最も多くなりました。
1000人あたりの認知件数は全国平均を2割ほど上回っていますが、県教育委員会は要因として、いじめを積極的に発見しようとする意識が教育現場に浸透してきたことをあげています。
また、不登校の児童と生徒は小中学校で計1万人を初めて超えました。
コロナ禍によりコミュニケーションの機会が減少したことなどが要因にあげていて、支援体制の充実を進める方針です。