巨大地震や停電などにともなう新幹線の事故を想定した訓練が三島市で行われ、乗客を移動させる流れなどを確認しました。
約700人が参加したこの訓練は毎年行われていて、まずは酷暑の中で列車が停電したことを想定して、横付けした車両に渡り板を使って乗客を移動させる流れを確認します。
また、巨大地震が起きたとの想定で、線路に設置された列車の脱線を防ぐ装置に異常がないか点検したほか、飛来物で断線した架線を応急的に復旧させる訓練も実施しました。
JR東海 新幹線鉄道事業本部
辻村厚 本部長:
それぞれの力を上げること、それぞれの社員が協力しながらお客様の救援、それから早期復旧における練度を高めていきたい。(乗客に)ケガがないように、あるいは病人が出ないようにということを第一に、こういう訓練を重ねていきたい
JR東海は今後も乗客の安心・安全を最優先にして、日々の業務にあたっていく考えです。