3連休中日の13日、伊東市では豊漁や海の安全を祈願する秋祭りが開かれました。
一番の見どころは神輿が海に入る海上渡御です。
伊東市の秋祭りは室町時代から500年以上続く伝統行事で、各神社の神輿が練り歩きます。
なかでも重さおよそ1トンの神輿が海に入る「海上渡御」は一番の見どころです。
13日は白い装束に身を包んだ担ぎ手たちが豊漁などを祈りながら海に入ると、その勇壮な姿に観光客や市民から拍手が送られていました。
この秋祭りは例年2日間開かれていましたが、神輿の担ぎ手不足やコロナ禍の影響で最近は1日だけとなっていて、地元の宮司は「形を変えながらも伝統をつないでいきたい」と話していました。