静岡市駿河区の東名スマートIC周辺の大規模開発について、難波市長は「複数の店舗が入るショッピングモールのような施設は誘致しない」考えを示しました。
静岡市は東名・日本平久能山スマートIC周辺に大型の集客施設の誘致を進めていて、条例で制限された売り場面積の上限を緩和する考えを示しています。
課題は中心市街地の商店街との共存で、難波市長は10月11日、「既存のショッピングセンターやモール型施設の誘致は考えていない」と説明しました。
静岡市・難波喬司 市長:
大規模な建物の中に小さな店がいくつも並んでいるのは、事実上、商店街ができることになる。商店街ができてしまうと中心市街地と客が両方に行くことになり影響が出る
大規模開発について、難波市長は広域から集客力のある大型商業施設が複数立ち並ぶことをイメージしているといい、「多くの魅力のある企業に手を上げてもらいたい」と話しています。