園児が通園バスに取り残されたことを想定し、静岡県富士宮市の幼稚園では10月2日、子供たちがバスのクラクションを鳴らす訓練を行いました。
2022年に発生した牧之原市の事件を受け、富士宮市の杉田幼稚園では2日、通園バスに取り残された時に子供たち自身がバスの中から助けを求められるようにと訓練が行われました。
園児たちは、交通安全指導員から万が一の時には運転席に移動して両手を使ってクラクションを押すことを教わります。
押す力が弱いと鳴らないこともあり、子供たちは座席の上に立って体重をかけて押すと大きな音が鳴ることを体験しながら学んでいきました。
園児:
ちゃんとできた
園児:
(クラクションは)閉じ込められたときに鳴らす
杉田幼稚園・前島美優花 先生:
バスの音を鳴らすことで、自分たちの命を守ることにつながることをこれからの保育の中で子供たちに伝えたい
幼稚園では今後も定期的に訓練を行っていくということです。