静岡市は自賠責保険の有効期間が切れた原動バイク7台を1カ月あまりにわたり使用していたことを明らかにしました。
静岡市では職員が業務で使用する公用の原付バイク7台について、8月8日正午で自賠責保険の有効期限が切れていたにも関わらず9月11日まで気づきませんでした。
保険の期限切れは原付バイクを使おうとした職員が偶然気づいたことで発覚し、約1カ月の間に計7台で延べ110回使用されたということです。
この間、自賠責保険に関わる事故はありませんでした。
市によると保険会社からの通知を受け、管財課の職員が更新に必要な書類を作成し、書類の控えも手元にありましたが、保険会社には郵送されておらず、原本は今も見つかっていません。
静岡市ではこれまで公用車両に関わる自賠責保険の更新手続きを1人の職員が担ってきましたが、今後は複数の職員で行うほか、月に1回、有効期限を確認する方針です。