袴田巖さんの姉ひで子さんは9月30日に都内で会見に臨み、改めて無罪判決への喜びを語りました。
袴田ひで子さん:
裁判長が「被告人を無罪に」と言った時には本当にうれしくて。うれしいやら感激するやらで涙がとめどなく出てきた。1時間くらい涙が止まりませんでした
10月10日までに検察が控訴しなければ袴田さんの無罪が確定することから、支援者たちは30日、静岡地検に対し直ちに控訴を断念することなどを申し入れました。
袴田さんを救援する清水・静岡市民の会
山崎俊樹 事務局長:
基本的な人権を守るためには、無実の者を有罪にしてはならないというのが検察官の最大の仕事ではないか
申し入れに先立ち支援者たちは、街頭でチラシを配ってオンライン署名への協力を呼びかけました。
すでに全国で約5万人の署名が集まっているということです。