湖西市に住む50代の女性が単身赴任中の夫を名乗る男から不倫の示談金を求めるウソの話をされ、現金500万円をだまし取られる詐欺被害がありました。
詐欺被害にあったのは湖西市に住む会社員の50代の女性です。
警察によりますと、女性は9月22日から26日までの間単身赴任中の夫を名乗る男から「コロナかもしれない体調が悪い。携帯が壊れたので新しい番号を教える」と携帯電話の番号を教えられました。
女性は夫の体調を心配して電話をかけると夫を名乗る男から「不倫相手との間に子供ができたので示談金を届けてほしい」と言われ、女性は現金300万円を弁護士の甥を名乗る男に手渡しました。
その後、再び夫を名乗る男から電話があり「別の女性とも不倫して子供ができたので示談金を届けてほしい」と言われ、女性は再び弁護士事務所の職員を名乗る男に現金200万円を手渡し、あわせて500万円を騙し取られたということです。
28日に女性の夫が帰宅したところ、被害に気付き警察に申告がありました。
女性は「信じきってしまった」と話しているということです。
警察は「携帯が壊れたので新しい番号を教える」という話が出たら詐欺を疑うよう呼びかけています。