大地震に備えて救助技術を高めようと消防が解体予定の校舎を使った訓練を行いました。
訓練は、駿東伊豆消防本部が解体予定の清水町の南小学校の校舎を倒壊した建物に見立てて行いました。
訓練には沼津北消防署の高度救助隊員5人が参加し、エンジンカッターなどを使って厚さ10センチほどの鉄筋コンクリートの壁に穴をあけ中に取り残された人を助け出す手順を確認しました。
駿東伊豆消防高度救助隊 竹ノ内創隊長「助けを待ってる人がいる中で、より迅速に救出するための開口部を開けてというところで、まだまだもっと早く開けれないかもっと効率よく開けれないかというところが課題になってくるかと思います」
隊員たちは今年1月に発生した能登半島地震の被災地にも救助に入っていて今後も訓練を重ね技術の向上を目指す方針です。