裏金問題をめぐり、自民党を離党した安倍派の元座長・塩谷立 議員が次の衆議院議員選挙に立候補しない意向を固めたことがわかりました。
浜松市を地盤とする塩谷立 議員は自民党・安倍派で座長を務めましたが、裏金事件をめぐり離党勧告処分を受け、現在は無所属で活動しています。
こうした中、塩谷議員は9月4日、次の衆議院議員選挙に立候補しないことを近しい関係者などに伝えたことがわかりました。
関係者によると塩谷議員は9月10日に浜松市中央区で後援会の会合を開くことにしていて、この場で支援者に不出馬の意向を伝える予定ということです。
現在74歳の塩谷議員は当選10回で、文部相を務めたほか、自民党では総務会長や選挙対策委員長などを歴任しました。