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台風に伴う強風で梨1500個が落下 「農業には付き物」 シーズン直前の悲劇に園主落胆も前を向き

台風10号は静岡県内に大雨による大きな被害をもたらしましたが、風による被害も発生しました。

静岡県掛川市にある観光梨園「大麓果実園」は甘くて風味のよい大きな梨が評判ですが、2024年の営業開始を翌日に控える中、台風10号の接近に伴い農園全体の約1割にあたる梨が落下してしまいました。

大麓果実園・細野厚 園主:
8月31日の昼11時頃、台風の影響で風が吹いた時があって その時に一気にやられちゃった。(Q.何個くらい落ちた?)1500個くらいは落ちたと思う

このため傷がついて売り物にならないものは廃棄し 大きく成長し状態のよい梨については訳あり品として通常の半額程度で販売しているといいます。

丹精込めて育てた梨を捨てざるを得ない状況に園主の細野さんは悲しみを抱きつつ、実っている梨もたくさん残っていることから多くの人に味わってもらいたいと前を向いています。

大麓果実園・細野厚 園主:
残念といえば残念だけど農業には付き物だから。何年もやっていると付き物だから仕方がないと思うしかない。また9月に台風が来ないことを祈る

2024年は猛暑の影響でサイズが小さく梨が早く熟してしまったことから例年よりも開園期間を短くして9月中旬まで営業を続けるということです。

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