工事中の事故により8人が死傷した静岡市清水区の静清バイパスで、事故につながった橋げたを設置させる作業が8月20日夜から始まりました。
2023年7月、清水区の静清バイパスで工事中に橋げたが落下し、作業員2人が死亡、6人がケガをしました。
この工区では警察や国交省の立ち合いのもと、事故が起きた工法と同じ、橋げたを所定の位置に移動させ橋脚におろす「横取り降下」の作業が20日夜から始まりました。
現場では事故原因の1つとされている「土台の固定」をボルトの数を増やして行っているほか、安全確認を徹底するなど再発防止策が講じられています。
橋げたをおろす作業は21日朝までに終え、この区間の工事は2025年3月に完了する予定です。