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【富士山】天候急変に備えて事前の気象情報確認方法は?安全な登山のために

7月10日 静岡側で開山した富士山の富士宮口5合目は、午前中の穏やかな天気から一変、午後には大粒の雨が地面に打ちつけ強い風も吹いていました。11日も不安定な天気が続いています。10日の天気急変について、小塚 恵理子 気象予報士の解説です。

開山日の天候は夕方に一変

7月10日の富士宮口5合目

小塚恵理子 気象予報士:
7月10日の天気の変化を見てみましょう。

富士宮口5合目は、午前10時頃 視界も良く、風も5mほどとそれほど強くありませんが、夕方4時頃には、天気は一変。

霧の中、視界も悪くなり、風も10mほど吹くようになりました。

10日 富士山頂の天候

小塚 恵理子 気象予報士:
山頂はどうだったのか。気温は昼間でも4~5℃くらい、夕方になって少し上がったものの7℃くらいとなっています。静岡の真冬の気温よりも低い状態が続いていました。

風は山頂よりも少し低い標高3000m付近、午前7時で15mほど、午後5時には25mほどの強い風が吹いていたのではないかと推察されます。

風が1m吹くごとに体感温度が1℃下がると言われているため、午後5時では体感温度は氷点下であった可能性もあります。

さらに雨も降ったため、気温以上の雨の冷たさ、寒さだったと思われます。安全な登山のためには、現地の天候を知ることが大切になります。

安全な登山のため気象情報の確認を

東京の民間企業が運営するサイト「イマフジ」

小塚恵理子 気象予報士:
富士山の気象情報をしるためのひとつが、東京の民間企業が運営する「イマフジ」というサイトです。

予報ではなくいまの気象情報を知ることができるものです。

富士宮ルート

小塚恵理子 気象予報士:
登山ルート別気象で富士宮ルートを選ぶと、2合目・6合目の気温・雨量・風速を知ることができます。

11日の午後4時50分の観測データをみると、6合目では気温12.8℃、風速10mほど吹いているということがわかります。

山頂のデータがいまは入っていませんが、山頂のデータと360℃カメラを今後設置し、配信をする予定だということです。

天気予報で当日の状況を確認し、安全に登山をしていただきたいと思います。

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