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【中継】土石流災害から3年…妻が亡くなった場所でいま何を思う? 37年ともに暮らした自宅跡

28人が犠牲になった静岡県熱海市の土石流災害から7月3日で3年が経ちました。被害を受けた伊豆山地区から今の被災地の様子を中継で伝えます。

残された遺族の思いは

小松建太アナウンサー

小松建太アナウンサー:
熱海市伊豆山地区からお伝えします。3年前の7月3日、この山の上部から逢初川沿いを土砂が流れ下り、多くの尊い命と平穏な生活が奪われました。

私が立っているこの場所は2023年9月までは立入りが規制されていましたが、現在は自由に立ち入ることが出来ます。

今なお手付かずのままとなっている土地も多く見受けられ、復旧・復興までは道半ばといった印象です

田中公一さんと小松アナウンサー

土石流で妻・路子さんを亡くした田中公一さんに来ていただきました。

-発災から3年ですがどんな思いで今日を迎えられましたか?

田中公一さん:
まず、けさ思い出したのは「ごめんな助けてやれなくて」という思いとこれから頑張って生活して、子ども・孫を立派に育てるよう手助けするという思いで仏壇に手を合わせました。あっという間の3年でした

田中さんの自宅があった付近

実は私たちが立っているこの場所に田中さんの自宅があり、ここで妻の路子さんは土石流に巻き込まれました。

-3年の月日が流れましたが、改めて路子さんに対してどのような思いを?

田中公一さん:
私たちは37年ほど生活をしてきましたが、そのほとんどがここでしたので、子育てなどしてきた感慨深い場所ですよ

田中公一さん

田中さんは同じ伊豆山地区ですがここから少し離れた場所に家を建てて生活を始めています。

-伊豆山に戻る決断をした理由は?

田中公一さん:
他の場所に住むよりは昔からの馴染みの人も多く、その人たちに助けられるので戻ることを決めました。2023年の10月1日に戻って来ましたが、出来るだけ早く復興・復旧を進めてくれることをお願いしたいと思っています

3年の月日が経ちましたが、いまだ手付かずの状況にある場所が多い印象です。1日も早い復旧・復興を願わずにはいられません。以上、中継でお伝えしました。

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