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整備に700億円?静岡空港直結の新幹線“新駅構想” 静岡・難波市長「誰が負担するのかという問題も」

静岡・難波市長による定例会見(6月5日)

静岡県では1987年に静岡空港(牧之原市)の建設が決定して以降、アクセスの向上に向け、歴代の知事が東海道新幹線の新駅設置をJR東海に求めています。

川勝平太 前知事の時代には2014年度から6年間、調査費などの名目で計4750万円を予算計上し、県独自の見解として「空港直下に建設可能」と結論付ける一方、JR東海は「高速で都市間を結ぶ東海道新幹線の性能が発揮できなくなる。プラスの効果をもたらすことにはならない」と一貫して整備を否定。

ただ、川勝前知事の辞職に伴い2024年5月に就任した鈴木康友 知事は、6月1日に行われた静岡空港の開港15周年を記念した式典のあと、「高速移動の駅が(空港の)直下にあると、さらに防災機能の強化・利便性の向上につながるので、今後、リニアの開通と前後してということになると思うが、新駅の設置に向けた交渉をしていきたい」と、歴代の知事の意思を継承する考えを明らかにしています。

こうした中、静岡市の難波喬司 市長は6月5日の定例会見で新駅構想について問われると「まだ具体的な動きではないと思う。方針が決まったわけではないと思うので、あまりコメントはしない」と前置きをしつつ、「普通に考えると相当な費用がかかる。それを誰が負担するのかという問題もあるので、なかなか簡単には決まらないだろう」と述べました。

その上で「自分が県の副知事をしていた時に空港新駅の試算をしたが、当時の金額で450億円~500億円かかっていたので、今だと700億円くらいかかるプロジェクトではないかと思う。金額を含めた費用対効果を考えながら、まずは県で考えることが大事」との認識を示しています。

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