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ヤマハ発動機とスズキも型式指定申請で不正行為発覚…国が指示した調査で 対象車両を掲載 静岡

テレビ静岡

ダイハツ工業が認証取得をめぐり不正を繰り返していたことを受け、国土交通省が型式指定を取得している自動車メーカー等85社に対して調査を指示した結果、県内に本社を置く企業ではヤマハ発動機とスズキも不適切な行為をしていたことが明らかになりました。

このほか、マツダ・本田技研工業・トヨタ自動車も不正行為を国に報告しています。

ヤマハ発動機によると、不適切な行為が明らかになったのは二輪車の型式指定申請に関わる2つの認証試験で、1つは規定と異なる条件で「騒音試験」が行われていたということです。

ヤマハ発動機は規定通りの条件で再試験を行ったところ、いずれも基準に適合していることを確認したとする一方、対象製品については出荷を停止しました。

このため、再試験の試験成績書を関係当局に提出するとともに相談した上で、必要な対応をとる方針ですが、出荷停止中の車両及び過去に出荷済みの車両に関して、実際の使用に支障を生じさせる事案は確認されていないとの認識を示しています。

◆対象車種:YZF-R1 型式:8BL-RN65J 販売期間:2020年8月20日~販売中 累計販売台数:1434台

また、すでに生産を終了している2車種においては、「警音器の音圧試験」で試験を実施した車両以外の車体番号を記載して申請していたということです。

今後は、関係当局に相談した上で必要な対応を講じるとともに、「実際の使用における支障は無いものと理解している」とコメントしています。

◆対象車種:YZF-R3 型式:EBL-RH07J 販売期間:2015年4月20日~2017年7月(生産終了) 累計販売台数:3397台

◆対象車種:YZF-R3 型式:2BL-RH13J 販売期間:2018年1月20日~2018年9月(生産終了) 累計販売台数:680台

◆対象車種:TMAX 型式:2BL-SJ15J 販売期間:2017年4月7日~2019年9月(生産終了) 累計販売台数:1114台

◆対象車種:TMAX 型式:8BL-SJ19J 販売期間:2020年5月8日~2021年10月(生産終了) 累計販売台数:849台

一方、スズキが報告したのは2014年9月の不適切行為で、アルト(貨物仕様・ABS無)の型式申請をした際に、フェード試験の停止距離を実際の試験で測定した停止より短く記載していました。

なお、スズキは2024年5月に当該試験をやり直した結果、フェード試験の法規要件を十分に満たすことが確認できたとの認識を示すとともに、2014年以降のすべての開発機種の試験結果と成績書を照合したところ、「不正があったのは当該アルト貨物仕様のみであることを確認した」とコメントしています。

◆通称名:アルト 型式HBD-HA36V 販売期間:2014年12月~2017年12月 累計生産台数:2万6023台 累計販売台数:2万5999台

国土交通省はヤマハ発動機やスズキなど不正行為が確認された5社に対してユーザー等への丁寧な説明や対応に努めるよう指示したほか、今後、立ち入り検査を実施する考えです。

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